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Channel: 筑西市議会議員 仁平正巳
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晩秋

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 「花には水を、人には愛を」と言いますが、今年も残すところひと月余りとなり、そろそろ
  年賀状のことを考えるような時期になりました。

 昔、家族が揃って賑やかにご飯を食べるなんてことは、当たり前のような気がしていましたが、世の中には、そんなことを幸せと感じる人と、そうでない人も居ると思います。
  私も最近は、お袋と二人きりの食事が殆どで、正直少し寂しい気がしています。

 日本には1億2千5百万人、茨城県には286万人、筑西市には約10万人の人が住んでいますが
 そんな中、この世にたった一人 気に入らないと私を怒鳴りつけて怒る人が居ました。
 100人が100人 全員その人をチャーミングと言うと思いますが、どういう訳か心に刃(やいば)が乗っているような人でした。
  私はその人と、ほんの一時期幸せな時間を過ごしましたが、しばらくすると辛い日々の連続でした。
  何事につけとげとげしく成り、生き方考え方すべてが私とは真逆の人生を歩む人でした。
 
  私はその人を大好きでしたが、頭では解っていても心がどうしようもなく、こうなることは
 出会ったときから解っていましたが、私は心にもない暴言を吐き、その人の前から逃げるように去ってきました。
  人それぞれ愛とか幸せとかの考えが違うことが、今更ながらに判った気がしています。でも早く気が付いて良かった。 最もその人からすると、私の方がおかしな人なのかも知れません。
 淋しさにかまけて、相手に期待しすぎてしまい、ひねくれた私を相手にするのは、多分
 その人も辛かったと思いますが、その人の幸せっていったいどんなことなんだろうなと思う
 晩秋の夕暮れです。

 ある人のメールに「心穏やかに暮らしていきたいものです」とあり、そのとおりだと思います。 コロナ禍の終息が見えない中、今年の仕上げの月を 心穏やかに、しっかっり歩んで行こうと思います。

 

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