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Channel: 筑西市議会議員 仁平正巳
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深読み

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 先送りになっていた 「清政会」会派の発会式を、開催した。
本来ならば、市長を招待して行いたかったんですが、議会中ということもあり、4人で食事会を兼ねてと言うつもりでしたが、今回の議会は懸案事項が次から次と出てきてしまい、約5時間にわたり議論を重ねる討議会になった。
 よく、国でも地方議会でも、与党とか野党とかと言うことがありますが、議院内閣制ではなく2元代表制の地方議会においては、物事を是是非非で考えるべきと思っていますが、与党を標榜するあまり、質問や質疑を控える方が居りますが、全くのナンセンスだと思います。
 地方議会においては、首長が提案する議案に対して賛否を問うことが、ほとんどですが、その議案の背景にあるもの、更に問題点を見つけ(深読み)議論することが議員にとって最も大切なことだと考えます。
 たとえば、今回の議員報酬増額の議案ですが、値上げすることを提案しているのは、議員ではなく市長なのです。3月に予算が計上(10%増)されて、なぜその時に議案として提案しなかったのか?
 今、巷では(議員間でも)スピカビルの改修工事の入札が、予定価格を3億近くもオーバーし不調になり、どうしてこうなったのか、執行部も議員も首をかしげている訳で、その裏に何があるのか、想像の域ですが、以前私がこの改修価格について質問した時
 「本当に13億円程度で、市役所として改修できるのか」と確認したところ「概ね13億円程度で改修が可能です。但し、資材の高騰や人件費の問題等で、多少は増になるかもしれません」と答弁していながら、3億は多少ではありません。 ではこの設計価格とはだれが算出しているのか・・そして、なぜ市内の業者に工事をさせないような条件で入札させるのか?

 また、新中核病院についても、土地代も含めて75億円の建設費は、平成23年ごろの積算価格と答弁し、「桜川市立病院は、120床で52億円と見込んでいるのに、新中核病院は250床で75億では無理でしょう?」 まして、桜川は初期診療や、回復期の病院。方や新中核は急性期医療・救急救命の先端技術を要する高度な医療設備も必要な病院なのに、おそらく110億以上はかかるのではないかと誰もが試算できる数字です。
 更に、地方独立行政法人での経営形態と言いますが、どなたが理事長になられるのか未だにはっきりしていません。
 担当部署では、休日も返上して3,4年かかる作業を1年程度で仕上げようと、頑張っていることに対しては本当に頭が下がります。

 このような筑西市の存続あるいは、須藤市長の政治生命にかかわる様な微妙な時期に、議員の報酬や市長以下特別職の報酬値上げは、如何なものかと言っている市民も居ます。

 しかるに、スピカビル改修問題、新中核問題が軌道に乗るまでの少しの間、棚上げするよう苦言を呈するのが本当の与党なんだと思いますが・・・この2つの問題で日夜頑張っている執行部を、議会も一緒になって支えることが、今 大切なことではないかと考えます。
 すなわち、我々「清政会」は野党ではありませんので、勘違いなさらぬ様にお願いいたします。





 議員として、そんなことばかり考えていて、ある大切な方(支持者)の誕生日を忘れてしまい、昨夜はこっぴどく叱られました。かなり細かい事まで手帳には書いてあるつもりでも、言い訳にしかなりませんでした。 もしかして、これもアルツハイマーの予兆では・・

 会派の議員間討議も、気が付いてみたら12時を回ってしまい、散会して帰路につきましたが、そこの街は、筑西市と違い、夜遅くまで飲食店には若者が溢れていました。
 やっぱり、夜が賑やかなぐらいでないと、街はダメですね~

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