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Channel: 筑西市議会議員 仁平正巳
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天声人語

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 この「梅雨」という字をなぜつゆと読むのか未だにわからないが、考えてみると日本語は難しいものである。 私の記憶では世界一難しいのではないかと思います。
 漢字・ひらがな・カタカナ・様々な言い回しや、読み方等々・・たまに日本語を話す外国人に出会いますが、凄いと感じています。
 日本の商社マンの奥さんたちは、外国に移り住んでもその国の言葉を覚えるのは、至難の業らしい。
 その点子供たちは、覚えが驚くほど速いらしく、私たちは日本にいて約9年間も学校で英語を勉強していたのに、英会話のできる人はほとんどいないのが現状です。

 以前、スイスのアルテンブルグ修道院の子供たち(約25人・我が家では2人)をホームステイさせたことがありましたが、母国語がドイツ語ということで、ホストファミリーたちでドイツ語の勉強を少ししましたが、いざ来てみるとその子供たちは、英語ペラペラでした。
 よくよく聞いてみると、週に何時間か英語の授業があるが、教科書等はなく英会話だけでの授業とか・・・
確かに日本人は、ペーパーテスト(文法)には強いらしいが、会話は苦手らしい、もちろん私も苦手です。
 来年は東京オリンピックの年ですが、おもてなしはまず会話からかな~・・笑顔だけでは・・

 なぜこんなことを書いているかと申しますと、今読んでいる後藤正治さんが書いた「天人」tenjinと言うノンフィクションの本ですが、46歳という若さでこの世を去った、元朝日新聞論説委員の深代惇郎さんの回想録なんですが、何より特筆すべきは「天声人語」を執筆していた人です。
 私は、訳あって朝日新聞は嫌いですが、この天声人語だけは、素晴らしいといつも思っています。

 この深代さんは、ニューヨークやロンドンの特派員として若いうちから活躍した人で、読んでいるうちに憧れとも尊敬とも感じるような人で、とにかく文章力に秀でたジャーナリストで、今健在ならば90歳ぐらいか・・私が生まれた昭和28年に朝日新聞に入社したとか・・

 梅雨の真っただ中、雨の日曜ですが 公務がないことをいいことに、野球の疲れが抜け切れていないことを言い訳に、ゴロゴロしてないで、今日はこの本を読みふけりたいと思います。


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