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Channel: 筑西市議会議員 仁平正巳
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IOCに思う

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 昨日テレビで、東京オリンピックのマラソンと競歩の競技を、札幌で開催する旨の説明会のようなものが放映されていましたが、開催まであと9か月となっってきましたが、東京では様々な準備が進められ、コースも決まり、暑さ対策も施し沿道の商店や企業などは、楽しみだし何より東京都民にとっては、二度とないイベントでチケットも購入し、地方からもホテルの予約も済み・・選手も東京の気候に合わせ練習している中・・
 
 開催地の東京に、札幌案については説明したとコメントしていますが、小池都知事は何の説明も受けていない・・一体開催地とは何なのか・・ドーハでのマラソン大会や競歩の大会で、4割近い選手が暑さのため棄権したことを踏まえ、選手ファーストを考え、札幌に決めたと言われるが、日本での8月開催は暑いに決まっていて、危険な災害級と承知の事実であり、ではなぜ8月に開催を決めたのか・・

 更に、もともと復興五輪と銘打って、福島開催を重要視するわけでしたが、それもどこかへ行ってしまい、あの森喜朗さんは何のためにあの場所に座っているのか、IOCの手先のような顔をして、様々な偉い人が会議に臨んでおられたようですが・・東京でやるから東京オリンピックで、IOCとはいったいなんなのかと言うと
 
 国際機関ではなく、NGO(非政府組織)のNPOであり、運営資金は主に放映権料の販売とスポンサー収入による商売なんです。
 つまり、9月・10月はアメリカでは、バスケやアメフトの大きな大会があるため、8月でないと放映権料(数千億円)の収入が十分見込めないので、8月開催にしたのだと思いますが、日本もIOCの言いなりになるのなら、いっそオリンピックは放棄するくらいの覚悟で、強気に出てほしいものです。

 オリンピックは政治は抜きと言われますが、これは外交問題と同じで、開催国が膨大な金をかけるだけで、運営に対して何も言えないようであれば、腰抜けとしか言いようがありませんね・・・

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