議了

昨日、令和2年第１回定例会のすべての案件が、議了いたしました。。

　夕方、執行部と議会側で細やかに懇親会を開催いたしました。

　私も市長も、こんな時だからこそ車の両輪のごとく、執行部と議会が一丸となって、新型コロナウイルス感染阻止終息に邁進しなければならないと確認し合ったわけであります。

　話は変わりますが、私は２年ほど前からある３０代の青年と文通をしています。
その方は今、殺人罪で神戸刑務所に懲役１９年の刑で、服役している人です。

　実際にお会いしたことはありませんが、その方のお父さんとは面識があり、ひょんなことから文通をすることになりました。
　その方　Sさんですが、そんな罪を犯すような方とは、とても想像できません。
　字の美しさ・文体・内容どれをとっても完璧なくらい素晴らしく、私も字は下手な方ではありませんが、Sさんには及びもしません。
　なぜそのような罪になったのか私なりに調べてみましたが、納得のいく裁判ではありませんでした。
　２か月に１度くらいの割合で規定一杯の便せん枚数（７枚）びっしりと、刑務所の中の様子や自分の生きざまや考え方そして、罪の重さ、反省、精進の様子・・等々赤裸々とも感じる内容が綴られています。
　いろいろな相談も書かれていますが、逆に私の方が相談していることが多いくらいです。

「　罪を憎んで人を憎まず」という言葉がありますが、まさしくその通りで、今逆に私の心の支えにすらなっている方です。そして私をとても尊敬してくれている方です。

　自由の身でない境遇だからこそ見えてくる感覚があるそうです。
Sさんには、私は何でも書くことが出来るので、今一番悩んでいることを相談してみましたが、
それは娑婆にいればこその悩みで、羨ましいと書かれており、いくつになっても男であり純粋でありたいと、哲学的な愛の形を諭されました。

　いつもいつも、はるか明石の空から私の健康と活躍を祈っている旨の文面で終わっていますが、社会復帰した暁には、私の処へ飛んできて、是非一献傾けたいと書いてあります。

　続きはまた・・・