さつき

　親父の命日（5月31日）が近づいてきて、親父が死ぬまで丹精込めて咲かせていたさつきの花が、チラホラ咲いています。
　兎に角さつきのためなら、骨身どころかお金も惜しまずのめり込んでいました。
ピーク時は、４００鉢程あり花摘みから剪定・植え替えに親父と二人で１５日は掛かりっきりで、時には専門の職人さんまで頼んでいました。
　ブームの時には、千葉県の方の愛好家が買い付けに来ていましたが、一度たりとも売ったことのない変わった親父で、私も殆ど手入れは出来ますが、唯一消毒だけは覚えませんでした。
　更に、私にはさつきの手入れをする時間もなく、とうとう殆どのさつきの盆栽は、全滅に近い状態となっていますが、今更どうしようもなく枯れるのを待っているような始末です。
　こんな状況を親父が見たら、きっとガッカリすることでしょう・・
　木は枯れても、植木鉢だけは残ってしまいこれも始末に困っています。




　ただ一つ親父から受け継いだサギ草だけは、心を込めて何とか育てています。
植え付けから、７７日経ち元気な芽が出そろいましたが、今年はいつもより深植えをしたので、遅れていたのだと感じています。


　昔は、さつきの花の満開時（６月初旬）に京呉服秋冬物新作展を恒例とし、年間売り上げのかなりのウエートを占めていたものでした。
　あの頃は（議員になる前）呉服の専門誌にカリスマ販売士などと全国的に紹介されたこともあり、日本橋や京都の問屋街でも話題になるくらいの呉服屋でした。

　今　６月と聞くと議会のことしか頭に浮かびませんが、前述しましたが６月議会（６月３日開会）はコロナウイルス感染拡大防止のため、一般質問は議員一人当たり３０分の持ち時間としました。　それでも１６人の議員が質問をする予定ですが、通常の議会よりは開催日数が短縮されることになります。