ピアノ

　テレビのBSで柄にもなく好きな番組があります。
「駅・空港・街角ピアノ」と言う番組なんですが、主に外国の駅や空港でだれでも自由に弾けるピアノがあり、これから何処かへ出かける人、ここで別れる人、待ち合わせの人、仕事帰りの人・・様々な人間模様の場所で、様々な思いで自由にピアノを弾いている番組ですが、

　なぜか私には、どの方の演奏も哀愁が漂っていて、泣けてきます。

　ほとんどの曲が私にはわかりませんが、たまに映画音楽や聞き覚えのある曲が流れますが、私は勿論ピアノは弾けないし、楽譜も読めませんが、そこで弾いている皆さん・・老若男女、学校の先生や会社員や労働者や学生等々様々な方が、楽譜もなしで弾きまた歌うんですよね・・

　恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」を読んだ時も思いましたが、今度生まれ変わることが出来たら、ピアノが弾ける人間になりたいと思います。

　楽器と言えば、高校生の頃ギターを少し弾いていましたが、そのギターも倉庫の二階に壊れたままになっていました。　　今はもっぱらカラオケばかりです。

　時々歌う「カラスの女房」ですが、「今度生まれりゃあんたと暮らす・・」という所を「マサミちゃんと暮らす・・」と替え唄するんですが、殆どの人は意味が解らず「マサミちゃんって誰」と聞きますが、歌詞全体の意味が解っていないんですね（笑）

　何れにしても、明野公民館にある世界的に有名なピアノ・ベーゼンドルファーがこの夏、生き返ることが出来そうです。　　楽しみです