終戦の日

　終戦記念日とも言うが、「記念」という文言を使いたくない。
戦争は余りにも悲惨で、国同士が決してやってはいけないものと考えますが、戦争状態をたとえば「集団的自衛」とか「個別的自衛」などと区別する向きもありますが、どういう状況でも「集団的殺人権」だと思います。先の戦争によって、日本人は３００万人以上もの国民が、犠牲になりましたが、総理談話や天皇陛下の追悼文にも、「反省」や「お詫び」や「侵略」等日本だけが悪者にされておりますが、
　私たちの年代では、我が国の歴史に対して、縄文時代にはじまり、弥生時代やその後の武家社会については、詳しく教科書に年譜として教えられましたが、最も知りたい明治から昭和にかけての真実が教育されておりません。
　我が国が、明治維新以来　「日清」「日露」「大東亜」戦争と進んでいった過ち？をなぜ学校では教えなかったのか、なぜ戦争に至ったのか、解らない部分が多すぎます。なぜ、総理の靖国参拝が諸外国から嫌がられるのか、なぜ陛下や皇室は参拝しないのか、A級戦犯が合祀されているからだと言う人がおりますが、A級・B級・C級があり、本当に戦争責任者たちなのか、何が悪かったのかさえ詳しく知らされていないのが、現状だと思いますが、本当に日本だけが世界の悪者だったのか・・

　そんな終戦の昨日は、「日本でいちばん長い日」の映画を娘と二人で見てきました。
私は、ストーリーが分かっていたのですが、娘は少し戸惑っていたようです。事前に教えておかないといけなかったと反省しましたが、７０年前の８月１５日の戦争終結の玉音放送までの数日間の、政府・軍部の重鎮たちの戦争終結派・徹底抗戦派や、天皇陛下の苦悩など改めて考えさせられ、終結・抗戦　どちらの考えも日本民族にとって間違えではなく、二度と戦争をしてはならないためにも、教育は大切だと思いますが、私の考えが間違っていたら、コメントしてください。

　夜、下館の盆踊り大会に顔を出した。昔は各集落ごとに盆踊りが盛大に開催されておりましたが、最近は数少ないイベントとなりましたが、もともと亡くなった方の霊を慰める意味合いが強い訳ですが、老若男女・子供から大人まで夏の夜のひと時を楽しく過ごすということは、良いことだと思います。
　私も、１０年ぶりぐらいで、浴衣を引っ張り出して着てゆきましたが、今の平和な日本に生まれてよかったと思います。