告別式

　季節はいつの間にか6月も、一週間ほどが過ぎようとしております。

　2日の晩は、弟と二人で父の傍らで過ごし、告別式に　父の92年の生涯を一言皆様にお伝えしようと考えていましたが、父と過ごした64年間の思い出ばかりが、走馬灯のように思い出され・・とうとう一睡もできませんでした。

　思えば、父を知る多くの方が「優しい、思いやりのある方でした・・」とお世辞？の様にお褒めを頂いておりますが、本当は「気持ちの激しい気骨のある人」でした。
　商売以外では、頭を下げることが嫌いで、家の中では寡黙なシャイな人でした。　
　私が、政治の世界に入ることは、あまり賛成ではなかったと思います。

　余り笑ったり冗談を言う人ではなく、私とは性格が全然反対な感じでしたが、親父とはよく釣りには行きましたね～　　負けず嫌いで、手先が器用で、お洒落な人でした。

　通夜式にも、告別式にも沢山の方にお見送りを頂き、亡き父もさぞ　草葉の陰で喜んでいることと思います。
　また、身に余るお心使いを賜りまして、　父に成り代わりまして、心より御礼を申し上げます。

　今後共、父の生前同様　私たち遺族に対しましても、変わらぬご指導ご鞭撻を宜しくお願い致しまして、御礼に替えさせて頂きます。　ありがとうございました。　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌