決算認定

　2日間に亘る決算特別委員会も、昨日無事終了し一般会計・特別会計・企業会計すべて認定すべきものと決しましたが
　気になることがいくつかありました。

　財政指数は黒字でありますが、経常収支比率において、市民税や普通交付税などの歳入経常一般財源等の大幅な減収により、前年度に比べ12，8ポイント上昇し、95，8％と高い比率になり硬直的な財政構造を示しています。
　※経常収支比率（地方税・使用料・国からの交付金などの財源収入のうち、人件費や借入金返済など必ず支出しなければならない経費がどれくらいあるかを見るもので、70から80％が望ましいとされ、100を超えると収入では支出を補えない、きわめて不安定な財政状態を示します）
　更に今後、国からの交付金の合併算定替えによる、段階的な縮減が行われて行き、市税収入も大幅に増える可能性もなく、そこえきて新中核病院の整備や道の駅の整備事業で莫大な財源を必要としている中、厳しい財政状況が続くものと予想されます。

　その他、30年10月開院予定の西部メディカルセンター（新中核病院）ですが、開院当初は130床でスタート（最終的に250床）すると言われておりますが、開院3年目から黒字化できると何度も答弁されておりますが、本当かな・・

　また、明野地区鷺島地内にある小型飛行機の格納庫なんですが、１０機分ぐらいあったかな・・長年、農地法違反で再三撤去通知を農業委員会から出しているんですが、もう１０年以上も何の進展もないことに、法律とはいったい何だろうと考えさせられました。

　しかし職員の皆様、流石行政のプロですね～　事前に通告もない質問に、ほとんどてきぱきと答弁されており敬服しております。　おそらく前の晩はストレスで眠れなかったろうと推察いたします。　
　　お疲れ様でした