２・２６

　今日で２月も終わりますが、２６日は亡くなった親父の誕生日でした。　私と２日違いですので、忘れませんが、忘れてはいけない昭和の軍事クーデターの「2.26事件」の日です。
　この件に関する色んな本を読みましたが、特に印象に残っているのは、昭和天皇は決起した皇道派青年将校らをひどく怒って、反乱軍として厳しく処罰したようです。

　同じような事件が、「5.15事件」がそのずっと前に起きていますが、関連性はほとんどないということです。

　だから何だと言われそうですが、日本は今70年以上は平和な暮らしを保っていますが、日本の歴史上は常に国内に争いが絶えなかった様です。

　先日の平国香の話もしかり、久々に訪れた関城跡の史跡も戦のあとの「国敗れて山河あり、城春にして草木深し」の感じがしました。

　今、米国のトランプ大統領と北朝鮮の金委員長がベトナムで会談をしているニュースが、盛んに報道されていますが、一時は両国の戦争危機もありましたが、平和外交は結構な話ですが、日本の拉致問題をトランプさんに頼んでいるような外交では、腰抜け外交で益々韓国からも中国からもロシアからも馬鹿にされると思います。

　今定例議会にも「核兵器禁止条約の日本政府の署名と批准を求める意見書採択について」の請願が提出されていますが、世界で唯一の被爆国の日本は、核兵器禁止条約に調印していないのは、なんだか不思議でなりません！　米国やロシアや中国は核兵器を相当数保有していながら、北朝鮮が保有するとやめさせようとするのは、理解に苦しみますが・・

　政府は憲法を改正して自衛隊を明記して、何をしようとしているのかよく分かりませんが、専守防衛のみでは国民の生命財産は勿論、主権も国土も国益も守ることは出来ない世界事情になってきているのではないでしょうか？

　今日は、朝から冷たい雨になりましたが、ここのところ図書館から本を借りてないので、、こんな日は、なんとなく図書館に行って、歴史小説でも借りてこようかなと考えています。